Q&A

ヒポポタマス→「ヒポポタマス(カバ)というブランド名なのは何故?」

陸上に生息する動物の中で、最もクジラに近い遺伝子を持つカバは、陸上生物で最も巨大なゾウとともに、太古より漲る生命力が神の化身として崇められてきました。水陸両棲のカバは「河馬」として日本で馴染みが深いですが、もともとはナイル川に生息していた昔にギリシャ人が命名したそうです。皮膚が乾燥や紫外線に弱く、日中は常に川や沼地の水に浸かるカバは、お風呂好きの人間のようであることから、タオルが似合う動物だと思います。

再生竹繊維(レーヨン)→「レーヨンは化学繊維?」

レーヨンは化学繊維ですが、石油を原料にしている合成繊維とは異なり、原料は木材パルプのセルロース部分をアルカリ処理して、薄い水酸化ナトリウムに溶かしたものを繊維にすることから、再生繊維と呼ばれています。化学的には天然のセルロースと同じですので、土中、水中で微生物により分解される環境負荷の少ない繊維として評価されています。セルロースは地球上に最も多く存在する炭水化物です。

バランスの良いタオル→「ヒポポタマスが、拭き心地がよいのは何故?」

オーガニックコットンと再生竹繊維を約6:4の比率でランダムにジャガード織り(交織)した組成は、綿と竹の織りなす「腰があるのに柔らかい」独特な風合いが画期的な、今までになかった爽快感のある拭き心地を実現しました。柔らかさや吸水性などの機能特性だけを追い求めるのではなく、それらの機能特性に加えて、風合い、色合い、使用感、経年変化の一つずつが、ハーモニーを生み出すように工夫された均整の取れた新感覚のタオルです。

今治の生産工場→「池内タオルがオーガニック専業メーカーなのは何故?」

私たちが生産工場として選んだ池内タオル株式会社は、数少ない日本のオーガニック専業メーカーです。特に染色工場のインターワークスの排水処理技術は国際的にも評価が高く、国内では抜きん出た存在の工場です。オーガニックタオルを生産するということは、厳密には専業化しなければ成立しません。何故ならば、一台の織機でオーガニックタオルと通常タオルを生産することができなからです。生産工程の安全管理とは、オーガニックタオルを生産する織機はオーガニックタオル以外には使用しないということです。同じ工場内でオーガニックタオルと通常タオルが同時に生産されることも、オーガニックがケミカルに侵蝕される危険性を孕みます。ですから、オーガニック製品を生産するということは、生産環境もオーガニックに対応させているということなのです。初期の頃、オーガニックを過剰に評価することで、オーガニック製品は全て安全であるという過信が蔓延しました。いくら安全基準を満たした認定有機栽培綿を原料に使用しても、生産工程で安全に配慮した加工が施されなければ、身体に悪影響を与えない安全で安心な製品といえません。

印象派の絵画のよう→「オーガニックなのに色が奇麗なのは何故?」

ヒポポタマスのタオルの全体組成は、オーガニックコットン63%と再生竹繊維(東レ「爽竹」)37%ですが、表面のパイル組成は綿と竹を均等にしてあります。綿と竹の染色の濃度差があるため、単色後染めでありながら、濃淡二配色の深みのある色合いが表現できます。染色打合せでは、染色師に印象派の絵を見てもらうなどして、色の再現性を高めていきます。染め分かれる前の基盤となる単色を決めるのは染色師で、その技術とセンスに委ねられます。ブランドカラーでもあるブルーとオレンジのタオルは、どちらもゴッホの絵画から色を再現しています。ブルーは「星月夜」。オレンジは「ひまわり」です。

スキンストレスのない拭き心地→「理容美容界でも人気なのは何故?」

エコテックス規格100のクラス1認証(赤ちゃんが口に入れても安全)を受けていることが、ヒポポタマスの安全性の証です。敏感肌には、残留の糊や染料等の化学物質が反応することが多いのですが、ヒポポタマスのタオルは徹底洗浄によって残留物質を完全に除去していますので、その心配がないことから、多くの自然派エステティックサロンがスキンケア用タオルとしてヒポポタマスを導入しています。エステティシャンが施術の際にお客の素肌にかけるプールラウンジタオルは、サロンからタオル好きの人々に浸透し、タオルケットやシーツやソファーカバーとして、そしていつでも全身を包み込むラウンジタオルとして、その心地よさを満喫していただいています。

「パイルヘムなのは何故?」

ヒポポタマスは、ヘム(縁)を敢えて耐久性の少ないパイルヘムにしてあります。通常のタオルは耐久性があることから、下地を折り返したヘムにしてあります。身体を拭いたときの感触はパイルヘムの方が優しいので、ヒポポタマスはパイルヘムを採用しています。パイルヘムは使い込むうちに糸切れします。その時は、切れるハサミで垂れ下がった糸を切ってください。また、何かに引っ掛けて、パイルがのびてしまった場合も同じように処理してください。

徹底洗浄→「オーガニックなのに風合い、色合いがいいのは何故?」

「オーガニックなのに美しい」という逆説が付加価値になるほど、それまでのオーガニックタオルは、白か生成りという常識が根強く定着していました。それは、オーガニックのイメージと売り易さを優先して染色を避けて来たメーカーの都合によるものでした。ヒポポタマスのタオルは後染めですが、先染めと同様に糸の段階でも晒(さらし)を行ない、タオル生地にして糊を抜き、染料を洗い落とし、縫製仕上げをします。後染めの場合、7〜8時間の染色工程の内、染色そのものは20分で終了します。残りの時間は全て洗浄です。洗い込むことによって、染料が落ちることはもとより、生地、パイルが鍛えられ、繊維そのもののしなやかさ、柔らかさ、腰が強くなります。濃い色はより長時間の洗浄が必要になりますので、その分柔らかく仕上がります。タオルの材料の糸は、製織の際に糸切れしないように必ず糊づけがされています。精練漂白と呼ばれる完成品の洗浄は、染料を洗い落とすだけではなく、この糊を落とし切ることが重要です。ヒポポタマスは化学糊の使用を避け、天然のでんぷん糊を使用しています。最終工程の洗浄はすべて石鎚山系の地下水(ヴァージンウォーター)で丁寧に行なわれます。

天然の柔らかさ→「タオルのメンテナンス」

最初は柔らかかったタオルも、使い込む程に風合いが変化して行きます。風合いや吸水性をできるだけキープするためには、下記の点に注意してください。
天然油脂の洗剤で洗濯することをお薦めしますが、タオルは毎日使うものですから、一枚のタオルだけを特別扱いできないと思いますので、他の洗濯物と平等に扱ってください。剛健なタオルは少しいじめても大丈夫です。
・柔軟剤を使用しない方が、吸水性が持続します。
・風通しの良い陰干しは、柔らかい風合いを持続させます。
・天日干しは、急速に水分を蒸発させるためパリッとした風合いになります。
・乾燥機は低温での使用をお薦めします。
タオルがドラムの頂点で垂直に落下する程度の容量で、回転させると乾燥中にパイルが立ち柔らかく仕上ります。干す前にタオルを二つ折りにして、折り目の両端を持ち上から下へ勢いよく振り下ろす。次に干したタオルを下から上に手のひらで撫上げて、表面のパイルを立たせます。これだけで随分と風合いが良くなります。
経年変化を楽しみながら、自分好みのタオルに仕上げてください。